家具のあれこれ学べるブログ

2020/11/17

こたつの寿命はどれくらい?買い替え時のポイントは?

日ごとに寒さが増し、本格的な冬の気配もすぐそこに感じる季節になってきました。

あったか~いお布団からなかなか出ることができない朝も多くなりますよね。

そろそろヒーターやストーブなど暖房器具の出番。

今回は様々な暖房器具の中でも、日本の冬に欠かせない「こたつ」の寿命と買い替えについてご紹介します。

 

 

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1.こたつの寿命

2.買い替え時のポイント①サイズ

3.買い替え時のポイント②機能

4.買い替え時のポイント③交換や修理

5.まとめ

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1.こたつの寿命

こたつは電化製品なので、当然寿命があります。

使い方や使用時間、ヒーターの種類にもよりますが、一般的には10年使用していれば買い替え時期だと言われています。

ヒーターやコードに過剰に負荷をかけた状態で使用していると、10年も経たないうちに故障してしまうこともあるので、注意が必要です。

メンテナンスをしっかりしていても“電源を入れてもつかない”“温まるのに時間がかかる”“異臭・異音がする”などの症状が現れた場合は、寿命のサイン。

劣化した状態での使用は、火災の原因になる恐れもあり大変危険です。

買い替えを検討しましょう。

 

2.買い替え時のポイント①サイズ

こたつを購入する時には、まず必要なサイズを確認しましょう。

お部屋の広さ、使用する人数によって最適なバランスがあります。

こたつに座るときに必要な横幅は、1人につき60㎝程度。

通常こたつを使う人数を考えて大きさを算出します。

さらにこたつ布団をかけた時を想定し、ひとまわり余裕を持たせましょう。

お部屋の広さに対してギリギリのサイズのこたつを置く場合、移動する際にこたつ布団につまづいて転倒しないようご注意を。

四隅をスッキリさせた省スペース用のこたつ布団もあるので、検討してみては?

 

 

3.買い替え時のポイント②機能

最近のこたつはオールシーズン使える薄型のものが多く出ています。

天板とヒーター部がビスで固定でき、一見したところ、こたつには見えないお洒落なものも。

さらに購入時にチェックしたい様々な便利機能をご紹介します。

「手元コントローラー」
電源オンオフ、温度調節が手元で操作可能です。
温度調節はヒーター部の横についていて、手元にはシンプルなスイッチだけという昔ながらのタイプもあります。

 

「人感センサー」
人を感知して反応し、自動でオンオフをしてくれるエコな機能。
今様々な家電に備えられている省エネ機能です。

「タイマー」
設定した時間がくると電源をオフにするよう設定できます。
消すのを忘れて一晩中つけっぱなし…なんていうリスクを回避できます。
防災の観点からも安心ですね。

「電子制御方式」
以前から多くある「サーモスタット方式」は、こたつ内の温度によってヒーターをオンオフする機能。
「電子制御方式」はセンサーが温度変化に応じ、きめ細かな温度調整ができるのが特長です。

 

4.買い替え時のポイント③部品交換や修理

こたつが壊れてしまった場合、買い替えの他に修理という方法もあります。

修理をしてくれる電気屋さんや家具屋さんなど(もちろんZでも承ります!)を探してみましょう。

修理の内容によっては買い替えの方が安く済むこともあるので、費用をしっかりチェックしてみてくださいね。

また、部品交換で済む程度なら自分でも修理が可能です。

家電量販店やホームセンターで販売しているヒーター、コントローラーなどをユニットで交換するだけ。

思いのほか簡単にできますよ。

 

5.まとめ

寒い冬に心も体も温めてくれるこたつ。

空気を汚さない、乾燥させない、省エネなどメリットもたくさん。

丁寧に使っても寿命はくるので、不具合を感じたら無理に使い続けず、買い替え、修理をお勧めします。

今年もこたつでぽかぽかぬくぬくの冬を過ごしましょう!