家具のあれこれ学べるブログ

2022/03/22

ソファの素材「布(ファブリック)」「合成皮革(PVC・PU)」「本革(レザー)」おすすめはどれ?

ソファを購入する際、決め手となるポイントは何ですか?
サイズ、デザイン、座り心地、色柄…設置する場所や用途によって様々な要素がありますよね。
今回のテーマはソファ選びで重要な「素材」についてです。
ソファに使用される代表的な素材
「布(ファブリック)」
「合成皮革(PVC・PU)」
「本革(レザー)」
の3種類についてご紹介します。
ソファ選びに迷っている方必見です。

 

 

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1.布(ファブリック)

2.合成皮革(PVC・PU)

3.本革(レザー)

4.まとめ

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1.布(ファブリック)

ソファに使用される素材の中でも特に人気のタイプです。
ユノメZでも一番の売れ筋。
布(ファブリック)の最大のメリットは豊富な色柄。
どんなインテリアにもマッチするので、コーディネートも自由自在。
一口に布(ファブリック)といっても様々な種類があります。
見た目や質感の違いによってセレクトするのも楽しみのひとつです。
お手頃価格のものが多いのも特徴で、お財布に優しいのも嬉しいですね。

デメリットは汚れやにおいが付きやすいこと。
食べこぼしや煙草臭、ペット臭は要注意です。
また、埃やダニ、カビにも注意が必要。
カバーを取り外して洗濯できるタイプなら衛生的です。
布(ファブリック)の種類によっては毛玉ができやすかったり、擦れ切れやすいものもあります。
気に入った布(ファブリック)の特性をチェックして、素材に合ったお手入れをこまめにするのが、長持ちさせるコツです。

◆ファブリックソファについての魅力を紹介したブログ記事も参照ください。
→ファブリックソファの魅力と楽しみ方

【メリット】
・色柄の種類が豊富に揃っている
・自分に合った肌触りのものを選べる
・リーズナブルなものが多い
・カバーを外して洗濯可能

【デメリット】
・汚れやに匂いが付きやすい
・埃等が付きやすい
・毛玉や擦り切れができやすいものも
※こまめな清掃が必要です。

 

 

2.合成皮革(PVC・PU)

合成皮革とは、布地に合成樹脂を塗布して、本革に近い質感に加工してある素材です。
表面にポリ塩化ビニルをコーティングしたものをPVC、ポリウレタンをコーティングしたものをPUと呼びます。
PUはフェイクレザーとも呼ばれ、より本革に近い風合いを持ち、PVCより上質で価格も高め。
同じ合成皮革でもそれぞれの特徴がありますが、布(ファブリック)や本革(レザー)と比較すると、PUもPVCもお手入れが簡単なのが一番のメリット。

お子様のいるご家庭やペットを飼っているご家庭にはお勧めです。
防水性に優れているため水拭きが可能で、多少の汚れならサッと拭き取ることができます。
通気性が良くないので、肌に張り付く感覚があるのはデメリット。
夏場は汗で蒸れやすく、冬場はひんやりと感じることも。
メンテナンスは楽ですが、耐久性に劣り、長く使用していると表面のコーティングがはがれてくるなど、劣化は避けられません。
本革より安価で、色やデザインのバリエーションも豊富です。

◆より本革に近い合成皮革素材「レザーテックス」についての紹介したブログ記事も参照ください。
→レザーテックス「革」でも「布」でもない、魅力満載の新素材ソファ!

【メリット】
・水拭き可能でお手入れが楽ちん
・色やデザインのバリエーションが豊富
・リーズナブルなものが多い

【デメリット】
・通気性が悪く蒸れやすい
・本革に比べ耐久性に劣る

 

3.本革(レザー)

本革ソファの最大の魅力は高級感。
本革ソファを置くだけで、お部屋のイメージがランクアップします。
天然素材なので通気性や吸湿性が高く、丈夫で耐久性にも優れています。
埃やダニが付きにくいのも特長。

お手入れには多少手間がかかりますが、それも含めて一緒に年を重ねていく味わい深さを感じることができます。
水には弱く、ひび割れや汚れの原因になるので、水分の付着には注意しましょう。
直射日光やエアコンの風が直接当たる場所に置くのは避けるのが無難。
においに敏感な方は、革独特のにおいにもご注意を。
本革は価格が高くつくのが難点ですが、耐久性が高いので、長い目で見ればコストパフォーマンスは悪くありません。
きちんとメンテナンスをして、経年変化を楽しみながら、長く愛用してくださいね。

◆メンテナンスが楽な本革素材「マジカレザー」についてのブログも参照ください。
→本革ソファに革命!お手入れ簡単「マジカレザー」

【メリット】
・ラグジュアリー感がある
・通気性、吸湿性に優れている
・耐久性に優れ、長く使用できる
・埃やダニが付きにくい

【デメリット】
・水分に弱い
・直射日光やエアコンの風が当たる場所には置けない
・高価なものが多い

 

4.まとめ

素材の違いでイメージが変わるソファ。
それぞれの素材の特長をしっかり見極めて選びましょう。
ライフスタイルに合ったものを選べば、より長く愛用できるはず。
今回ピックアップしたメリットデメリットを自分にピッタリのソファ選びの参考にしてくださいね。