家具のあれこれ学べるブログ

2018/06/05

素材別!ソファのお手入れについて

あれこれ迷って購入したお気に入りのソファ。

できるだけ長~く愛用したいですよね。

そのためには日々のお手入れが大切!

どれだけ手をかけるかによって、家具の寿命は違います。

きれいなまま、大切に使っていきたいですよね。

今回は、ソファの素材別(本革、合成皮革、ファブリック(布製))のお手入れについてご紹介します。

 

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1.本革のお手入れ

2.合皮のお手入れ

3.ファブリック(布)のお手入れ

4.まとめ

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1.本革のお手入れ

置いてあるだけで存在感を放つ本革のソファ。

クラス感を漂わせるアイテムです。

高級感ゆえにお手入れが難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。

質の高いものだからこそ、しっかりお手入れしてお部屋をさらにランクアップさせましょう!

本革は時間が経つほど風合いも増して、しっくり馴染んでくるのが最大の魅力です。

 

◆メンテナンス

化学薬品がついていないハンディモップやファイバークロス、乾いた柔らかい布で拭いてホコリを除去します。

掃除機を使用する場合は、表面を傷つけないようブラシ仕様のヘッドを使うなど注意が必要です。

革は水分を吸収しやすいため基本的に水拭きはNG×

半年に1回は専用クリーナー&保護クリームを使ってお手入れすることをお勧めします。

また熱にも弱いので、日光や暖房が直接当たる場所に設置するのは避けたほうが無難。

使い始める前に保護クリームを塗るのが長持ちさせるコツです。

 

2.合皮のお手入れ

本革よりリーズナブルで扱いやすい合成皮革はソファでも人気。

合皮にはPVC(塩化ビニル樹脂)とPU(ポリウレタン)、二つの素材があります。

PVCは汚れに強く、加工しやすいのが特長。

難点は通気性に欠けること。

汗や湿気でべたつく感覚があることも。

PUはPVCに比べ本革に近い素材で、柔らかく通気性にも優れています。

どちらもお手入れが楽なので、しっかりメンテナンスをすれば、お手頃価格で購入し長く使うことができるソファです。

 

◆メンテナンス

毎日のお手入れは本革同様ホコリを取る程度でOK。

合皮は水拭きも可能なので、しっかり絞った布で拭くこともできます。

汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた液で拭き取ります。

必ずパッチテストをして、色落ちしないか確認しましょう。

洗剤が残らないようしっかり水拭きしたら、水分を残さないよう乾拭きで仕上げます。

ゴシゴシこするのは厳禁。

軽くたたくようにして汚れを落としてくださいね。

 

3.ファブリック(布)のお手入れ

様々なデザインのものが豊富に揃うファブリックソファ。

ソファに限らず、日常生活のなかでは馴染み深い素材です。

吸水性が高いので、飲み物をこぼしたり、汗をかいたときなどは時間をおかずに拭き取ることが肝心。

放置してしまうと汚れが取りにくくなり、シミになったり臭いがついてしまいます。

こまめなお手入れが状態を良く保つポイントです。

 

◆メンテナンス

日々のお手入れの基本はホコリを取り除くこと。

布地を傷めないように、毛の硬すぎないブラシでブラッシングしてホコリをうかせ、掃除機で吸い取ります。

お手軽なのは粘着シート、通称「コロコロ」です。

気づいた時にサッとお掃除できるよう手の届くところに置いておくと便利。

ブラッシングと同様、布地を傷めないよう優しく掃除しましょう。

飲み物をこぼしてしまった時は、まず布やティッシュで水分を吸い取ります。

さらに中性洗剤を薄めたものに浸した布を軽く絞って、たたくように拭き取ってください。

そして洗剤が残らないよう水拭きし、さらに乾拭きして水気を吸い取ります。

また、カバーを外すことができるタイプなら、定期的にクリーニングすることで気持ちよく使用できます。

自宅での洗濯可能表示がある場合でも、変色したり縮んだりすることのないよう十分注意しましょう。

 

 

4.まとめ

ソファを長持ちさせるために大切なのは、正しいお手入れをしっかり行うことです。

また、食べこぼしを放置しない、濡れた状態のまま座らない、デニムなど衣服の色移りに注意するなど、汚さないようにする配慮もできるといいですね。

とはいえ、疲れを癒しリラックスするためのソファに、緊張しながら座るのも考えもの。

あまり神経質になり過ぎず、愛着を持ってお手入れを楽しんでください。

それぞれの素材のメンテナンス方法については、お気軽にユノメ家具Zのスタッフまで!