2019/07/09
ダイニング家具設置のいろは
3回シリーズでお届けするダイニングシリーズ、最終回の第3弾は「ダイニング家具設置のいろは」についてです。
ダイニングセットやキッチンボードといった、大型家具をレイアウトする際の注意点をご紹介。
居心地よいダイニングを作るために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
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1.部屋の大きさを把握する
ダイニングに家具を配置する際は、まず始めに部屋のサイズを測りましょう。
部屋全体の幅や奥行きはもちろん、細かい場所までしっかり計測します。
新しい家具は、部屋のサイズを頭に入れてから購入すれば、失敗は避けられます。
計測が必要な箇所を挙げると…
・入口のドア
ドアのサイズだけでなく、開き戸なら開閉に必要な空間もチェック。
・窓
壁のどの位置に窓があるのかを確認。腰高窓は床からの高さも計測しましょう。
・柱や梁
柱や梁の位置、サイズをチェック。ちょっとしたでっぱりが設置の邪魔になることも。
・天井高
天井までめいっぱい収納のある大型家具の場合は天井高の計測は必須。
・既に備えられている家具
キッチンカウンターがあればサイズを確認しておきましょう。
また、テーブルやソファなど継続して使用する家具のサイズも測っておく必要があります。
新たに購入した家具が入らなかった!なんてことがないように、それぞれのサイズをしっかり把握しておきましょう。
2.動線の確保
必要なのはモノのサイズだけではありません。
人が動くとき、最低限必要になる面積も考慮しておきましょう。
・人ひとりが歩く
60cm以上
・二人がすれ違う
100cm~120cm
・椅子をひく
25cm以上
・ソファからテーブルまでの距離
30cm以上
・TVとの距離
60cm以上
家具を購入する際は、これらのスペースが確保できるサイズに収めておくと、ストレスのない動線が確保できます。
3.コンセント
うっかり見落としがちなのがコンセントの位置。
テレビやオーディオ、キッチン家電など、今や電化製品は暮らしに必要不可欠。
コンセントの位置と必要数を忘れずにチェックしておきましょう。
タコ足配線から延長コードをいくつも伸ばさなければならないようなレイアウトは、避けた方が無難です。
4.家具の配置
部屋の大きさ、動線の確保、コンセントの位置を確認したところで家具のレイアウトです。
部屋を広く見せるにはいくつかコツがあります。
ひとつは手前に背の高い家具を、奥に背の低い家具を配置することです。
奥行きが広く見える視覚効果が期待できます。
また、家具を点在させず、まとめてレイアウトするのも効果的。
家具をまとめて配置することで、空き空間も一ヶ所にまとめられます。
一つ一つの面積は小さくても空いた空間を集めることで、ある程度まとまった空間を確保でき、余裕を演出できるわけです。
さらに思い切って全ての家具の高さを低く抑えるという手法も。
目線の高さにモノがないと、スッキリ広々とした空間を認識できます。
5.家具の素材や色
素材の選択によって、よりスッキリした印象を演出することもできます。
ガラスやアイアンなどがその例。
抜け感が高い素材を使用することで広がりを感じさせることができます。
素材以外にも配色で圧迫感を最小限に抑える方法も。
色には「膨張色と収縮色」「進出色と後退色」などの性質があり、同じ家具でも見え方、感じ方に違いがあります。
明るい色は暗い色に比べて膨張して見えたり、手前に見えたりするのです。
壁紙やカーテンなどお部屋の中で広い面積を占めるものは、暗い色を選択すると、空間に広がりを感じさせる効果が高くなります。
6.まとめ
いよいよ7月3日(水)、ユノメZがリニューアルオープンです!
ダイニングコーナーがアップデートされ、さらに充実の品揃えに!
3回シリーズでお届けしたダイニングの情報を参考に、模様替えをしてみてはいかがでしょうか。
新しい家具も続々入荷中です。
是非お店に遊びに来てくださいね!