家具のあれこれ学べるブログ

2019/09/25

和室でソファライフを始めよう!

和室にソファ。

いかがでしょうか? 畳に座って家族団らんという暮らし方も、今や椅子やソファーで寛ぐ洋風の文化のお宅が多くなってきました。

そんな中、一見ミスマッチだと思われがちな組み合わせも、ポイントさえ押さえれば、思いのほかすんなり馴染む洒落た空間づくりが楽しめます。

かつて日本住宅の象徴だった和室。

ライフスタイルの洋風化にともない、和室の出番もめっきり減ってしまいました。

最近では和室そのものを作らない新築住宅や、リフォームで和室をフローリングにしてしまう住宅も少なくありません。

和室が使いづらいと感じるのは、今の生活に合っていないのが要因。

ソファを一つ置くだけで、利用価値が一気に上がるかもしれません。

和室にちょっと手を加えれば、和モダンテイストのおしゃれな空間に生まれ変わります。

センスアップして蘇ったソファのある和室を有効利用してみませんか。

 

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1.和室にはローソファがオススメ

2.和室に馴染むのはファブリック

3.畳みを保護するレスキューアイテム

4.和モダンのテイストが漂うインテリア

5.まとめ

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1.和室にはローソファがオススメ

畳みの上での生活が長かった日本人は、床に近い低い位置にいることに安心感を持つそう。

旅館などで畳の上に敷かれた布団にゴロンと横になると妙に落ち着く…といった感覚を持ったことが誰にでもあるのではないでしょうか。

そんな経験からも分かるように、和室には床に近いタイプのローソファがお勧めです。

目線が低くなる和室ライフでは、背の高い家具は思った以上に圧迫感を放ちます。

ソファに限らず、和室に置く家具は背の低いものを選ぶようにしましょう。

高さが低いことが特徴である家具には、脚がついていないものも多くあります。

脚のないソファの場合、一番気をつけなければならないのが「カビ」です。

床に直置きするタイプのローソファは、湿気がこもりやすいので、カビの発生には特に注意が必要。

ソファを動かして、定期的に風を通すことを忘れずに!

 

 

2.和室に馴染むのはファブリック

和室にソファというと違和感を感じそうですが、意外としっくりくるのがファブリックソファです。

重厚感のあるレザー素材は和室のインテリアとしては難易度が高め。

ファブリックなら和室にも問題なく馴染みます。

また、木造建築が多い日本住宅には木製家具も好相性。

肘掛けや脚に木を使用しているソファは、畳の部屋にも溶け込んでくれます。

ファブリックでも大柄の模様を施したものや脚部等に金属を使用しているものは、悪目立ちする恐れがあるので避けた方が無難です。

畳の色や他の家具とのバランスを考慮しながら、素材や色を楽しんで選んでください。

3.畳みを保護するレスキューアイテム

畳に家具を置く場合、気になるのが凹み跡がつくこと。

気になって重さのある家具を置けないという方もいるのでは。

かといって部屋全体にカーペットやマットを敷いてしまったら、和室の良さが活かせません。

凹み跡を完全につけないようにするための解決策はありませんが、有効な対策は、脚の下に傷防止用のパッドを入れること。

防振や防音のためのマットも、色、形、素材、様々なものが市販されています。

い草で作られたミニシートなどもあり、畳を傷めないためのグッズはたくさんあるので、気になる方は利用してみてくださいね。

 

4.和モダンのテイストが漂うインテリア

和室にソファを置くなら、部屋全体のテイストを洋風に持っていくという手法を取るのもひとつ。

例えば、大きな面積を占める和室独特の「障子」をカーテンやブラインドにしてみましょう。

和室の雰囲気がガラッと変わるはず。

また、意外と盲点なのが照明です。

ソファの雰囲気に合わせて照明器具を変えるだけでグッとおしゃれになったりします。

 

5.まとめ

日本独特の文化、和室。

徐々に姿を失いつつありますが、その良さが再認識されているのも事実。

和と洋のいいとこどりで、生活しやすい空間を自分流にカスタマイズしていくのも楽しいですね。

Zのソファは常時100点以上の品揃え。

和室にピッタリのソファもきっと見つかります。

使っていない和室があるなら、お気に入りのソファを置いて、味わい深い和室のソファライフをはじめてみませんか。