2017/07/06
ベッド購入時に確認すべき4つのポイント
ベッドはサイズ、形、種類、マットレスの違い等多くの種類があります。
心地よい睡眠を得るために、自分に合ったベッドを見つけたいものです。
これからベッドを購入される方には是非、確認していていただきたいことがございます。
- 1.ベッドサイズとお部屋のサイズの確認
- 2.導線やお掃除のしやすい配置を考える
- 3.搬入時の経路とサイズ
- 4.マットレスの選び方
1、ベッドサイズとお部屋のサイズの確認
数ある家具の中でも、ベッドはサイズの大きな家具です。
お部屋にどの様に配置するのか、配置した場合のお部屋の空間はどれ位残るのかを考えておくことが大切です。
ベッドの配置にあたっては、いずれかの部分を壁に寄せ、お部屋を有効に使う配置が基本です。頭側、足側、側面いずれの側を壁に寄せて配置するかでお部屋の残りの空間が変わります。
どの面をどの壁側に配置するかも想定して、購入するベッドのサイズを決めるとよいでしょう。そのためにも、事前にお部屋の寸法を確認してください。
2、導線やお掃除のしやすい配置を考える
頭側、足側、側面で配置を決定する際に気を付けておきたいポイント。
・頭の位置の確認
そのお部屋で「心地よく」過ごせる頭の配置を考えることは大切です。窓からの日差しや冷気が来ないか、入口近くで物音が気にならないか、自分にとって居心地のよい位置を見つけ、配置することが大切です。
また、配置する際に壁との間には10cm程の余白をとり、掛け布団を垂らす余地を残しその他の周辺は移動やお掃除をするスペースが十分に確保できるように考えておいてください。
3、搬入時の経路とサイズ
改めて、ベッドは大きなサイズの家具です。お部屋に配置するサイズを確かめる必要性はお分かりいただけたと思います。しかし、その前にそもそもお部屋に運び入れるのに、玄関や部屋の入り口を通り抜けられなかったら大変です。
大きなサイズのベッドを納入する際に、「通らない、入らない」ということがあるのです。
ベッド本体は、分解できるものもありますが、マットレスは分解できません。
戸建て住宅の場合、大きな窓があれば枠を外しクレーンを使って搬入することもあります。
しかし、マンションの場合エレベーターに乗せられない、玄関を通せないといったトラブルの事例は少なくありません。
購入の際に、搬入の経路や入口サイズを確認し、販売店に相談して決めていただくといいと思います。
4、マットレスの選び方
マットレスは快適な睡眠のための要です。
合わないマットレスを選ぶと、肩こり、腰痛、疲労感が残る等、休息のための睡眠が不満足なものになってしまします。
マットレスの好みは、人によって大きく変わります。
固めが気持ちいい、低反発マットが良いらしい・・・以下、主な種類をご紹介します。
・ボンネルコイルマットレス
からだを面で支えるという特徴のあるマットレス。コイルと呼ばれるスプリングが全体で連結しているので部分的な振動が全体に伝わります。・・固めのマットレス
・ポケットコイル
からだを点で支えるという特徴のあるマットレス。コイル一つ一つが独立していて、体重の圧力を分散します。部分的な振動は伝わりにくいマットレスです。
・低反発マットレス
からだの接地面の形にそって深く沈み込みます。離れると沈み込んだクッション面がゆっくりと戻る特徴があります。接触面が多いので夏は暑く感じられます。
・高反発マットレス
低反発マットレスのクッション面がゆっくり戻るのに対し、高反発マットレスは、それほど沈み込まず寝返りしやすいマットレスです。低反発に比べ通気性が良いとされています。
メーカー毎にさらに細かな違いや特徴を加えて製品化されています。あなたに合ったマットレスをできるだけたくさんの見本がある売り場で探してください。
そのため、マットレス選びは何より、「自分で試して確認する」ことをお勧めします。
■まとめ
ゆたかな眠りは豊かな人生に繋がります。ベッド購入時のチェックポイントを踏まえ、あなたの暮らしや好みに合った素敵な一品を見つけてください。