2018/02/22
新生活に欠かせない、カーテンの種類と取り付け方
普段はあまり意識しないカーテンですが、お部屋を見渡すと結構な面積を占めていることに気づくはず。
だけど、新生活を始める時に取り付けてはや数年‥なんてことも珍しくありません。
今回は、長~く愛用することになりがちなカーテンの基礎知識や、購入時に失敗しないための種採寸方法などをご紹介します。
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1.カーテンの種類
遮光や遮像だけでなく、冬の寒さや夏の暑さを和らげる役割も担うカーテン。
薄手のレースカーテンと厚手の生地で仕立てたドレープカーテンの組み合わせがポピュラーです。
それぞれどんな種類があるのでしょうか。
レースカーテン
編んだ生地を「レース」、織った生地を「ボイル」と呼びます。
また「ケースメントカーテン」と呼ばれるレースカーテンとドレープカーテ ンの中間の厚さのカーテンもあります。
ドレープカーテン
透過性の低い厚手の生地で作られたカーテンです。
次のような素材が代表的です。
ポリエステル‥光沢感があり、手触りがよい素材。加工しやすく扱いやすいため、様々なインテリアに使用されています。
アクリル‥柔らかな風合いで、耐久性や防虫性に優れています。
綿‥ナチュラルな雰囲気で肌触りもよく丈夫。染色性にも優れていますが、太陽光で変色しやすく洗濯で縮む場合があります。
他にもレーヨン、麻、絹などの素材が使われているカーテンもあります。
2.機能と特徴
窓辺を彩るだけでなく、光の調整や目隠し、保温や防音など、様々な機能を持ち合わせたカーテンが数多く揃えられています。
カーテンの機能
遮光 光をさえぎるカーテン。遮光性能によって1~3級があります。
防音 特殊加工を施し、室内外の音を伝えにくくしたカーテン。
防炎 生地が燃えにくい難燃性能を有するカーテンです。
形状記憶 型崩れしにくく、購入時のままの形状を維持することができます。
ウォッシャブル 家庭用洗濯機で丸洗いできるカーテンです。
抗菌防臭 カーテン生地に、菌の繁殖や臭いの発生を防ぐ加工が施してあります。
レースカーテンの機能
ミラーカーテン 外側に織り込んだ糸の反射によって室内を見えにくくするカーテン。内側の光は反射しないので室内の電気をつけると遮像効果は期待できません。
ウェーブロン(遮像)カーテン 昼夜問わず室内が見えにくいカーテン。プライバシー性が高い反面、外の景色も見えない特性があります。
UVカット 紫外線をカットする機能を付加したカーテンです。家具の日焼けを防ぎます。
遮熱 赤外線をカットするカーテン。断熱作用により冷房効率が良くなります。
3.採寸方法
いざ取り付けてみたらサイズが合わない!なんてことにならないためにカーテンサイズの測り方について、しっかり確認しておきましょう。採寸する時は垂直、水平に注意して!!
1.幅を測る
カーテンレールの一番端に付いている固定ランナーの中心から、もう片方の固定ランナーの中心までを測ります。装飾レールの場合は片方のキャップの付け根からもう片方のキャップの付け根までを測ります。
※ランナー:カーテンレールに付いているカーテンのフックを取り付けるパーツのこと
2.丈を測る
掃き出し窓の場合
ランナーの下から床までの長さを測ります。カーテンはそこからマイナス1㎝、レースカーテンはさらに1㎝(床から2㎝)程度短くします。床を引きずって埃がたまるのを防ぐためです。
腰窓の場合
ランナーの下から窓枠の下までを測ります。計測値プラス15~20㎝長くします。遮光、遮音のためです。窓下に家具を置く場合はカーテンがかからないかチェックしましょう。
3.カーテンフックを選ぶ
レールタイプによって「Aフック」「Bフック」を選択します。
「Aフック」 レールを見せるタイプ。天井付けや装飾レールの場合にお勧めです。
「Bフック」 レールを隠すタイプ。正面付けが適しています。
4.両開き・片開きを選ぶ
オーダーカーテンでは1枚仕立てか2枚仕立てか選ぶことも可能です。「両開き」の場合は2枚仕立て、「片開き」の場合は1枚仕立てとなります。
「両開き」 2枚仕立て
「片開き」 1枚仕立て
4.まとめ
いかがでしたか?
カーテンはお部屋のイメージを左右する重要なアイテム。
引越しや模様替えは難しくても、カーテンを替えるだけで雰囲気がガラッと変わり、気分転換にもなりますよ。
また、様々な機能をうまく使うことで省エネ対策やプライバシー保護の役割も果たしてくれます。
それぞれの機能や特徴を踏まえて、お部屋のイメージに合わせて素敵なカーテンを選んでくださいね。