家具のあれこれ学べるブログ

2024/10/09

こたつで節電!ポイントを押さえて上手に使おう

こたつ1

日本ではなじみ深い暖房器具であるこたつ。

電気代を抑えることはよく知られていますが、より賢く節電するためのポイントを並べてみました。

あらゆるものが値上げされ、家計を直撃している昨今の物価高。

この冬はこたつの使い方を見直して電気代を節約しましょう!

 

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1.こたつはどれくらい節電になるの?

2.保温性の高いこたつ布団を使う

3.こたつ敷は必須

4.温度調節は「弱」で

5.省エネ機能付きのこたつを選ぶ

6.ほかの暖房器具との併用

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1.こたつはどれくらい節電になるの?

こたつの消費電力は、通常100W~600W程度。

エアコン(約900W~1,500W)やファンヒーター(約1,000W~2,000W)と比較すると格段に省電力です。

6畳の部屋でこたつを1時間使用した場合の電気代は約2~10円なのに対し、エアコンやヒーターは20円~40円程度かかります。

こたつは経済的で節電効果抜群の暖房器具といえます。

こたつの節電効果を最大限に発揮するためのポイントを押さえて、電気代を抑えつつ快適な冬を過ごしましょう。

こたつ3

 

2.保温性の高いこたつ布団を使う

こたつ布団の素材や厚さによって節電効果に違いが出ることも。

保温性の高いこたつ布団を使うことで、熱を逃さず効率的に暖かさをキープできます。

サイズが小さいこたつ布団は保温効果を下げてしまうのでNG。

こたつの大きさに合ったものを使いましょう。

薄めのこたつ布団なら2枚重ねて使うという方法もあります。

 

3.こたつ敷は必須

意外と見落としがちなのがこたつ敷です。

床からの冷気を遮断するため、ラグやマットを敷きましょう。

こたつ布団だけの場合と、敷布団も一緒に使った場合では、年間約1,010円の節約になります。
(経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト参照)

敷物の下に断熱シートを敷けば一層効果的。

足元が暖かいと全身の体感温度も上がるので、厚手の靴下を履くのもおすすめです。

 

4.温度調節は「弱」で

こたつは設定温度を高くすると消費電力が増え、電気代が高くなります。

設定温度は低めにするよう心掛けましょう。

前項で紹介したように、暖かさを逃さないこたつ布団やこたつ敷を使えば、低めの温度設定でも十分暖かさを感じることができます。

こたつに入っていない時は電源を切ることもお忘れなく。

こたつ5 こたつ4

 

5.省エネ機能付きのこたつを選ぶ

節電機能をしっかりチェックすることも大切です。

自動温度調節機能や人感センサー、タイマー機能など、最近は省エネに役立つ機能が標準搭載されているこたつが大半を占めています。

省エネ機能が充実しているこたつは価格が高くなる傾向があります。

電気代の節約によって採算がとれるか試算してみてからの購入なら間違いありません。

 

6.ほかの暖房器具との併用

こたつは足元を集中的に暖める局所暖房です。

こたつだけでは寒さ対策に不十分な場合は、ほかの暖房器具との併用が有効。

部屋全体を暖めるなら、エアコンやヒーターが役立ちます。

こたつと一緒に使えば、エアコンの設定温度を2~3度下げても快適に過ごすことができます。

こたつ2

東北の寒さを乗り切るためには暖房器具は欠かせません。

こたつを上手に利用して節電しながら、暖かい冬を過ごしましょう!