2023/07/19
お気に入りのダイニングチェアで、ダイニングルームをコーディネートして毎日をちょっとハッピーに!
毎日使うダイニングチェア。
食事に限らず、さまざまな場面で使用するお馴染みの家具ですが、吟味して選んでいる方はあまり多くないのでは?
通常ダイニングチェアはダイニングセットとしてテーブルと一緒に販売されているため、チェア単体で購入する機会はほとんどありません。
けれど「ダイニングテーブルはそのままでチェアだけ新調したい」「ダイニングチェアが壊れてしまった」などダイニングチェアだけを購入するタイミングがないわけではありません。
ユノメ家具Zでは、ダイニングテーブルとダイニングチェアのセットはもちろん、テーブルとチェアそれぞれ単体でも取り扱っています。
今回はチェアだけを購入する際の、ダイニングチェア選びのポイントを記事にしました。
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1.ダイニングチェアのサイズ
ダイニングテーブルとダイニングチェアをセットで購入する場合には、ちょうどいいサイズ感であるのは当然。
ダイニングチェアだけを購入する際には、事前にテーブルの大きさを確認し、バランスの取れたサイズのものを選ぶことが大切です。
テーブルからチェア座面までの適切な高さは、25cm~30cm程度だといわれています。
毎日使うものだからこそ、快適な座り心地が何より重要。
ゆっくり食事を楽しんだり、体へ負担をかけることなく作業をこなすために、まずはテーブルとぴったり合うサイズのダイニングチェアをセレクトしましょう。
2.ダイニングチェアの素材
ダイニングチェアにはさまざまな素材があります。
座面の素材はファブリックやレザーが主流です。
ファブリックは色柄の種類が豊富。
同じフレームでも座面が違うとイメージが全く変わるので、好みに合わせて選ぶのも楽しいですよ。
レザーの座面もポピュラーです。
食べ物や飲み物をこぼしてもサッと拭き取れるのは、主に食事で使用することが多いダイニングチェア向きと言えます。
フレームには木、プラスチック、スチールやアイアンなどが使用され、本体すべてが木製、プラスチック製のものも。
本体一体型の木製やプラスチック製のチェアは、座面がへたったり、破けたりすることが無いの特徴です。
座り心地が硬いイメージがありますが、体にフィットするように作られているので、それほど硬さを感じることはありません。
気になるならクッションを置くことを検討してみるのも一つのアイデアです。
3.ダイニングチェアの形状
素材もさまざまなら形状も多種多様なダイニングチェア。
いくつか形状の特徴を挙げてみます。
ひじ掛けの有無、背もたれの大きさ、スタッキング可能な形状…などなど。
ひじ掛け付のダイニングチェアはゆったりくつろぐことができますが、場所を取るのでコンパクトなダイニングに何脚も置くのは難しい場合も。
背もたれは高さのあるものから順に、ハイバック、ミドルバック、ローバックがあります。
ハイバックは背中全体をすっぽり覆う高さで安定感がありますが、圧迫感を感じるためスッキリしたダイニングを目指すならミドルバックやローバックがお勧めです。
来客用に普段使用しないチェアを用意しておく必要があるなら、スタッキングできる形状のものが収納の際には便利です。
4.ダイニングチェアの機能
最近は便利な機能が付いているダイニングチェアもたくさんあります。
まずは座面が回転式のもの。
お年寄りや子どもなどは重い椅子を動かすのが大変なので、立ったり座ったりするときにチェアを出し入れする必要がないので楽ちん。
チェアは定位置のまま、体の向きを自由に変えられるのでストレスもありません。
座面だけでなくチェア全体を回すことができるよう脚に車輪がついたダイニングチェアも登場しています。
昇降機能が付いているダイニングチェアは、テーブルとのバランスを気にする必要がないのが大きなメリットです。
一人一人に合わせて座面の高さを調整できるので、自分にピッタリの位置にセット可能。
体型が違ってもそれぞれ納得のいく座り心地になり、全員が満足感を得ることができます。
カバーが取り外しできるダイニングチェアは、小さなお子様がいるご家庭にお勧め。
汚れても洗濯できるので常に清潔な状態をキープできます。
5.ダイニングチェアのデザイン
ダイニングチェアのデザインは、オーソドックスなものから斬新なものまで本当にたくさんあります。
一流の建築家やデザイナーが生み出した、シンプルでスタイリッシュなデザイナーズチェアと呼ばれるものは常に人気。
代表的なのは、イームズのシェルチェア、ヤコブセンのセブンチェアやアントチェア、マルセル・ブロイヤーのチェスカチェア(S32)などです。
多くはミッドセンチュリー期にデザインされたものですが、機能性が高く、時代を超えて愛され続けています。
リプロダクト品ならお手頃価格で手に入れることができます。
ダイニングを格上げしてくれるデザインは魅力です。
ダイニングチェアを単体で購入する場合、あえてバラバラのデザインのチェアを購入するという選択もあります。
コーディネートの難易度は上がりますが、自分だけのオリジナルダイニングなら一層愛着がわくはず。
「デザインは違っても素材感を揃える」「カラーバリエーションはあってもフォルムを統一する」などポイントを抑えれば、グッとおしゃれなダイニングが完成。
個性的なダイニングに憧れるなら思い切って挑戦してみては?
お気に入りのダイニングチェアがあると、座るたびにハッピーな気分になれそう。
食事の時間も楽しくなります。
自分にピッタリのダイニングチェアを見つけて、素敵なダイニングルームをコーディネートしてくださいね。